人類の歴史や地球に古くから関わってきたとされる「ネガティブな存在」については、スピリチュアル、オカルト、陰謀論、神話など、さまざまな分野で語られています。科学的に証明されたものではなく、あくまで概念や説として捉えられるものです。
代表的な存在や概念をいくつかご紹介します。
1. レプティリアン(爬虫類人)
最も広く知られている陰謀論の一つです。
特徴: 人間に擬態している爬虫類型の宇宙人で、地球の支配層(政治家、金融家、王族など)に深く入り込んでいるとされます。
目的: 地球の支配、人類の奴隷化、エネルギーや資源の搾取が目的だとされています。
関連: イギリス王室やアメリカのブッシュ家などが、レプティリアンであると主張する説が有名です。
2. ドラコニアン(竜座の存在)
レプティリアンと関連付けられることが多い存在です。
特徴: 竜座(ドラコ座)から来た、知能の高い爬虫類型の宇宙人。
目的: 征服欲が強く、他の星を植民地化してきた歴史を持つとされます。地球のレプティリアンを指揮しているとも言われます。
3. アルコニアン(アルコン)
古代グノーシス主義の思想に由来する概念です。
特徴: 物理的な肉体を持たないエネルギー生命体で、人間の精神や感情を食らう寄生体のような存在とされます。
目的: 人類をネガティブな感情(恐怖、怒り、悲しみなど)に支配し、そこからエネルギーを摂取しているとされます。人間の創造性や精神的な成長を妨げようとする存在と見なされます。
4. 悪魔や邪神
宗教や神話の文脈で語られる存在です。
特徴: サタン、ルシファーなどの悪魔、あるいは古代の邪神など。
目的: 人間を堕落させたり、魂を奪ったり、苦しみを与えたりするとされます。これらの存在は、特定の宗教的信念に基づいて、人類の歴史に深く関わってきたと信じられています。
5. 堕天使
キリスト教やユダヤ教の教義に登場する存在です。
特徴: 本来は神に仕える天使であったが、神に背き、地上に追放された者たち。
目的: 人間を惑わし、神の意思に反する行動を取らせようとするとされます。
ネガティブな存在(レプティリアン、アルコニアンなど)が、地球でどのような活動をしてきたか、という説は多岐にわたります。これらはすべて、スピリチュアルや陰謀論の領域で語られるもので、科学的な根拠はありません。
これらの説で語られる主な活動は、以下の3つのカテゴリーに大別できます。
1. 人類の精神・意識への干渉
これらの存在は、物理的な支配だけでなく、人類の意識そのものに働きかけてきたとされます。
恐怖や怒りの感情の増幅: 人間が持つネガティブな感情(恐れ、怒り、悲しみ、憎しみなど)をエネルギー源として利用しているという説があります。戦争、紛争、対立を引き起こすことで、このエネルギーを大量に生み出し、人類を低い波動の状態に留めようとしているとされます。
精神的成長の妨害: 人類のスピリチュアルな覚醒や、愛と調和の意識への進化を妨害しようとしてきた、という考え方です。特定の宗教や思想を利用して、人間を分断したり、創造性を抑圧したりしたと言われています。
集合意識のコントロール: ニュース、メディア、教育システムなどを通じて、人類の集合意識を操作し、ネガティブな情報を植え付け、真実から遠ざけてきたという説もあります。
2. 社会・文明の操作
人類の社会構造や文明そのものに深く関与してきたという説です。
支配層への浸透: レプティリアンなどの存在は、歴史上の支配者や現代の権力者(政治家、金融家、王族など)に化けて、人類のトップに君臨してきたとされます。
金融システムの操作: 借金や貧富の差を生むような現在の金融システムを構築し、人々を経済的に奴隷化してきたという説です。
技術・知識の独占: 宇宙由来の高度な技術(UFOの技術など)を隠蔽し、一部の権力者だけが利用できるようにしてきたと言われています。また、フリーエネルギーなどの人類にとって有益な技術が広まらないように妨害してきたともされます。
3. 歴史的出来事への関与
具体的な歴史上の出来事や文明の興亡に、これらの存在が裏で関わっていたという説もあります。
古代文明の崩壊: アトランティスやムー大陸のような高度な古代文明は、これらの存在による干渉や、それに伴う人類の堕落が原因で滅んだという説。
戦争や紛争の扇動: 世界大戦や民族紛争など、歴史上の大規模な衝突は、人類を操作し、恐怖と破壊を引き起こす目的で、彼らが裏で糸を引いてきたという説があります。
これらの説は、どれも個人の信念や世界観に深く関わるものであり、学術的な事実とは異なります。信じるか信じないかは、個々の判断に委ねられています。